オフィスアイビーの名前の由来
- 2023年8月4日
- 読了時間: 3分
札幌市中央区のカウンセリングルーム、オフィスアイビーです。
今年の夏はうだるような暑さが続きますね!
冷房が少々苦手なので、好んで冷房のついていない部屋に住んでいるのですが、今年ばかりはすこし後悔しています💦
梅干し食べて元気に頑張ります。
みなさまも夏バテや熱中症にはお気をつけくださいね。

さて、昨年夏のオープンから、ちょっと恥ずかしいけどいつかお話ししたいと思っていた、「オフィスアイビー」の名前の由来について、ちょっとだけ語らせてください。
ただでさえ暑いので、あまり熱くなりすぎぬよう気を付けますね😅
ロゴのソファにもアイビーがつたっているし、部屋にもアイビーの鉢が飾ってあるし、「アイビー(蔦)が好きなんでしょ」とお思い…かと思います。
実際、アイビーは育てやすくて葉っぱがかわいいので大好きです。
“マイクロカウンセリング技法のアレン・アイビィからとった”なんていうのも、カウンセリングルームの名前としてあり得そうですが、実際のところは…

居場所がない、という悩み
当初、カウンセリングルームの名前を何にしようかと悩んだ際、どうしても名前に込めたいなと思っていたのが「居場所」という言葉でした。
どこに居てもなんだか居づらいなぁ、自分の居場所はどこにあるんだろうなぁ…と思いながら生きていた時期が、自分自身長かったので、ご相談に来てくださる方に「ここなら安心して話せる」「素の自分で居られる」と思っていただける場所に…という思いが強くありました。
ところが、居場所という言葉がどうもうまく名前に組み込めず、うーーん…と思っていたおりに、TVでKpopアイドル BTS の姿を見て、(防弾少年団=BTS なのだから、居場所=IBS でも良いかしら…)と思い付き→ IBS だと“過敏性腸症候群”の略称になってしまうことを知り💦→ S を取って IB にしようと考えた、というのが…
語るには少々恥ずかしかった、オフィスアイビーの名前の由来です。
植物のアイビーは綴りがIvyなのに対し、officeibという綴りになっているのはそのためです。

安心できる「わたしの居場所」
「なんだか居ずらい」「ここは自分の居場所では無い気がする」という悩みって、周囲からはなかなか理解してもらえない状態でもあると思います。
自分の場合を振り返ってみると、自分自身も、なぜそう感じるのかが長らく理解できませんでした。
家庭環境に恵まれていないわけでは決してありませんでしたし、やりがいのある仕事にもついていました。
思い切って海外で暮らしてみたりもしましたが、得られたのは「外国人」という新たなアイデンティティで、求めていた「居場所」とは少し違うものでした。
"自分だけの城"であるはずの一人暮らしの部屋を持っても、なんだか違って…
そんな状態から抜け出せたのは、(わたしの場合、ではありますが、)少しずつ周囲に対し、飾らない自分を出せるようになっていったことがきっかけでした。
本当の自分を出したら、嫌われるのではないか、拒絶されるのではないか、という怖さもあるかもしれません。
でもその先に得られる、「わたしはここに居て良いんだ」と思える安心感は、何にも代えがたいものです。
…でもやっぱり怖い!という時は、カウンセリングも選択肢に入れていただけたらなと思います。
オフィスアイビーが、あなたにとって安心できる居場所の一つとなれたら嬉しいです。
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