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苦手分野はプロの助けを借りてみる

  • 2022年9月30日
  • 読了時間: 6分

更新日:2023年1月20日


アパレル業のPCワークをする女性


こんにちは。

札幌市中央区のカウンセリングルーム、オフィスアイビーです。


先日、ホームページの活用勉強会に参加させていただきました。

“Web改善”も“SEO対策”も、ワードはよく聞くものの何をしたらよいのやら…と全くド素人だった私には大変勉強になる内容でした。


出来るところから実践して、もっと多くの人にこのオフィスの存在を知ってもらえるようにしていきたいところです✨


さて、本日のテーマは、ストレスの少ない毎日を過ごすために「苦手分野はプロに助けてもらう」のも手ですよね、というお話です。

※今回も随分と長文になってしまいました…すみません。


ずらりと並んだ洋服のかかったハンガー

洋服を買いに行くのが苦手です


私が苦手としている分野は、先ほどのWeb関連もそうなのですが、なんといっても“ファッション”です!!!


最近でこそ、強い味方を手に入れたせいでTPOに合った格好ができるようになりましたが、30代くらいまではずいぶんと失敗もしてきました。



学生時代などはもっと酷くて、何を着てよいかわからずいつも同じTシャツにデニムスカートの組み合わせばかり着ており…

一緒に登校していた友人のお母さんに、それしか洋服がないのだろうかと心配されていたくらいです。


実際はちゃんとお小遣いももらっていたし、アルバイト代もあったんです。

でも、洋服を買おうと買い物に出ても何を選んでよいかわからず、洋服代がCDや本やお菓子代に消えていました。


これがもし、「ファッションに興味がない」のならばそれでも良いし、Tシャツ×デニムスカートが私のスタイルなんです、と割り切っていたなら、スティーブ・ジョブズ氏みたいでかっこよいのですが、そうではないのです。

興味はあるんです、ちゃんと。


素敵な洋服を見ると着てみたいなぁと思いますし、おしゃれな人を見るといいなぁ♡と思います。

ファッション誌だって一通り読んでいました、勉強のために。


なのに、いざ買い物に行くと何を選んで良いかさっぱりわからないのです。



畳んで積まれた服の山から服を取り出す女性

服を買いに行くための服が無い


以前あるお笑い芸人さんが同じことを言っていて、「私以外にも居た!」ととても嬉しかったのですが、こういう人は、例えば好きな人が出来たとかでいざオシャレに目覚めたとき、「さあ洋服を買いに行こう!」と思っても…


“オシャレな服が売ってるお店に行くんだからそれなりの服装で行きたいのに、着ていく服が無いな…”という理由で行かなかったりするんですよ💦


そうなると、ますますオシャレからは遠ざかって行きますし、いざ勇気を出して行っても、

『店員さんに見られている…きっと「うわ…ダサ…」と思われている‼』という過剰な思い込みで変な汗が出てきたりするのです。


一度なんて、居てもたってもいられなくなり慌てて店を出ようとして、出口と間違えて全身鏡に顔面から突っ込んだこともあるくらいです(我ながら極端な思い込みですね🤣)。

店員さんが飛んできて助けてくれましたけどね、とても恥ずかしかったですね…。


こんなふうに“洋服が選べないセンスの無さ”がコンプレックスだったわたしは、もう自分で洋服を選ぶことは諦め、センスの良い友人に一緒に選んでもらうなどの方法で20代はしのいできました。


ただ、毎回友人を買い物に付き合わせるのも申し訳ないですし、自分のタイミングで買いに行けないのは不便でもあるので、このままじゃ良くないなと思っていた30代で出会ったのが、「パーソナルスタイリングサービス」というものです。


ハンガーラックにディスプレイされた洋服と帽子と靴

私が試したのは、自分の体形や好みや欲しいアイテムのテイストなどのデータを送って、気に入りそうな洋服を何点か自宅に発送してもらうタイプのもので、自宅で思う存分試着して、気に入れば購入、気に入らなければ返品できるというサービスでした。


最初の1~2回は、「ちょっと好みと違うなぁ…」と返品するアイテム数が多かったのですが、3回・4回と続けるうちに、自分の理想にかなり近いアイテムを送ってもらえるようになり、“冒険アイテム”として送られてくる、普段の自分だったら絶対に選ばないようなデザインや色味の洋服を試着したら意外と似合ったり(自分で言うなですが…)と、嬉しい驚きもあったりで。


そうして段々と、自宅クローゼットの中が気に入った洋服で満たされていくのを見ていると、やはりプロの力ってすごい!と感服するのでした。



「でも、スタイリング料って、お高いんでしょう?」


と、思いますでしょう?


わたしが利用したサービスの場合、数千円のスタイリング料がかかりました。

これは、自分でお洋服が選べる方にはお高く感じられるかもしれません。


ただ、わたしほどではなくてもオシャレ難民の方にとっては、価値ある数千円かと思います。


実際、ちゃんと一定額は洋服代に充てていたのに、クローゼットの中に“使えない二軍の服”しかなかった頃に比べると、今の方が洋服にかかるお金は少なく済んでいるくらいです。


二軍服しかない状態だと、イベントごとに慌てて買い足したりするので、結局お金がかかるんですよね。


こんな風に、苦手な洋服選びはプロの力を借りて助けてもらうようになって気が付いたのは、以前よりも外出が億劫でなくなっていることでした。


以前は、「着ていくものが無いから」という理由でイベントに出席しなかったり、楽しみなはずの旅行もパッキングの洋服選びは憂鬱に感じたりしていました。


“似合っている”と自信を持てるものを着ていないせいで、「今日は服装がちぐはぐだから寄り道せずに帰ろう」と思うことも良くありました。


そんな悩みがなくなったことを思うと、我ながら懸命な選択をしたなと思います。


何よりうれしいのは、一軍の洋服が一通りそろうと、「このスカートに淡い色のセーターを合わせたらかわいいかも…」なんて、こんなわたしにもコーディネートのアイデアが浮かぶようになってきたことです!



ソファでリラックスした笑顔の女性

ファッションに限らず、お片付けやお料理、お勉強など、誰でも苦手分野はあると思います。

それを努力で補おうとすることは、決して無駄な時間ではなく、大切なことだと思います。

ファッション誌を読み漁ってもセンスが磨かれなかった私のように…成果が出ないこともありますが。


ですが、ある程度頑張っても先が見えなければ、その道のプロに助けてもらうのって、「自分に優しい選択」だったりすると思います。


今では学生時代からの友人達も、TPOに合った洋服を身に着けている私を、目を細めて見てくれています💦


頑張るのをやめたことで、自分も周りもハッピーになったケースと言いますか…こういう解決策もあるんだなと、少し肩透かしをくらったような気もします。



苦手とわかっていて、克服のために自分に高いハードルを課してしまっていること…ありませんか?


周囲に助けを求めてみたら、思ったよりも簡単にその辛さから抜け出せることも、あるかもしれないですよね🙂


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