落語はいかがでしょう
- 2024年1月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年2月5日

札幌市大通の産業カウンセリングルーム、オフィスアイビーです。
今年は元旦から震災や痛ましい事故などの報道が続いていますね。
戦争のニュースが日々飛び込んできた2023年を終え、お正月に世界の平和に思いをはせたばかりの方も多かったようですので、動揺する気持ちをなんとかチューニングして、仕事などの日常に戻られたかもしれません。
みなさまが心穏やかな日々を過ごせますことを、心より願っております。
さて、1月はご来談の皆さまから「今年はこんなことに挑戦してみたい」というお話を伺うことの多い時期です。
仕事面での成長だったり、プライベートの充実だったり色々ですが、プライベートでは「新しいことに挑戦してみたい」という目標を掲げる方も多いのではないでしょうか。
わたくしはと言えば… 昨年は仕事でいくつも新しいチャレンジの機会に恵まれ、チャレンジにつきものの失敗も順調に(?)経験し、 少しばかり逞しくなった気がしております。
今年プライベートで挑戦してみたいことは、せいろ料理です。
キッチンが狭いので、せいろの収納場所がないのを理由に中々挑戦できずにいますが、今年こそ、せいろでおいしく蒸した地元の野菜をたくさん摂取したいです!
…あと、文章が長くなってしまう癖も今年こそ克服したいんですが、さっそく前置きが長くなってしまいました、今回は落語の話がしたいのでした💦
もし今年、何か新しいことを始めたいなぁ♪でも特に何も思いつかないなぁ…という方がいらっしゃいましたら、落語鑑賞などはいかがでしょうか?
落語にあまりなじみが無い友人からは、「落語ってどこでやってるの?」と訊かれることが多いですが、浅草や新宿まで行かなくても、札幌のホール施設などでも落語会はたびたび開催されているので、気軽に鑑賞することができます。
全国的に有名な落語家さんの独演会などでも、チケット代はとってもリーズナブル(3~4千円台)なので、コンサートのチケットなどと比べるといつもびっくりしてしまいます。
落語がおすすめな理由 その① 笑って元気になれるから

落語と言えば、「寿限無」や「芝浜」「まんじゅうこわい」など、タイトルのついた演目が思い浮かぶかと思いますが、いつも楽しみなのは、そうした本編に入る前の、枕(まくら)と言われる部分です。
落語は通常、いきなり本題に入るのではなく、前段の“トーク部分”があるのですが、これが毎回本当にお腹がよじれるくらい笑ってしまうんです。
地方公演ならではの地元いじりだったり、時事問題だったり。
そして実はこの枕の部分は、ただ世間話の面白トークをしているわけではなく、そのあとに続く本編の導入の役割もしていて、落語に詳しい方は枕を聴いているとその日の演目が何かがわかってしまうらしいのです。
わたくしはまだその域に達していないので、ひぃひぃ笑っているうちに気がついたら本編が始まっていて、「あ、始まった!なんてスムーズ!!」と毎回びっくりしています。
そして、本編の内容と先ほどまでの枕がリンクしていることに途中でようやく気が付いては、「あ、だからさっきあの話をしていたのか!やられた!!」とまたまた感心してしまうのです。
…という風に、落語はわたしのように詳しくない人間でも、ちゃんと楽しめます。
鑑賞のお作法も、堅苦しいルールは特になく、「ケータイの電源を切る」「演目中は極力席を立たない」みたいな、一般的な鑑賞マナーが守れる方なら何の心配もありません。
次回は「落語がおすすめな理由 その② 心に効くから」について書きたいと思います。
もしあなたが、“世知辛い世の中にお疲れ気味”なら、特におすすめですよ!
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