2020年より札幌市内のカウンセリングルームにて、心理カウンセラーとして対面・オンラインカウンセリングを行ってきました。

働く世代のみなさまの多くが、体に不調が表れて初めて「カウンセリングに行ってみようかな…と思った」とお話しされるのをお聞きするうちに、もっと気軽に、早い段階で、つらい思いを吐き出しに立ち寄っていただける場所を作りたい、との思いでこのたび小さなオフィスを立ち上げました。

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カウンセラーの資格には、国家資格である公認心理師や、同様に大学院まで心理学を修了して受験資格が得られる臨床心理士、その他さまざまな民間資格があります。

産業カウンセラーは民間資格の１つで、特徴は、資格取得のための養成講座に100時間を超える”傾聴の訓練”が組み込まれていることです。

カウンセラーとしてお話を聴く訓練はもちろん、自分が相談する側となってカウンセリングを受ける練習もするため、「聴いてもらってスッキリした」と思える傾聴と「…話さなければよかったかも…」と思う傾聴があることを、身を持って学びます。

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当カウンセリングルームのように医療機関との連携がなく、扱える心理療法なども限られているカウンセラーの役割は、この傾聴の力を用いて、治療が必要なほどの深刻なこころの不調を”予防”することにあると考えています。

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食欲はある、夜も眠れているし、特別不幸なわけでもない…病院に行くほどではない気がするものの、なんだか心が晴れない…という方は、案外多いのではないかと思います。

「カウンセリングは自分にはまだ早い」と思わずに、その、漠然とした不安や、説明しきれないモヤモヤ…の状態で、まずはお気軽に、お話をしに来ていただければ嬉しいです。